インタビューに応じるウクライナの環境保護・天然資源省のエフゲニー・フェドレンコ次官=3日、キーウ(共同)

 インタビューに応じるウクライナの環境保護・天然資源省のエフゲニー・フェドレンコ次官=3日、キーウ(共同)

 ウクライナ東部ドネツク州にあるスビャトゴルスク大修道院近くの破壊された橋=2022年10月(ゲッティ=共同)

 ウクライナ東部ドネツク州にあるスビャトゴルスク大修道院近くの破壊された橋=2022年10月(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナの環境保護・天然資源省のエフゲニー・フェドレンコ次官は7日までに共同通信のインタビューに応じ、ロシアの侵攻による環境破壊の被害額が現時点で約470億ドル(約6兆2千億円)に上るとの試算を明らかにした。その上で環境破壊を国際刑事裁判所(ICC)で裁けるよう「全ての国に働きかける」との考えを示した。

 フェドレンコ氏によると、侵攻後に森林2万3千ヘクタールが完全に焼失。東部ドネツク州の激戦地にある国立自然公園では7割が燃えた。「国内の森林面積の3割が(ロシアの)占領下または前線にある。砲撃による部分的な破壊や、塹壕の設置も生態系に影響する」と語った。