STU48せとうち航海日誌第110回今回の当番クルー：福田朱里さん（香川県出身）｜文化・芸能｜PICKUPニュース

　STU48副キャプテンの福田朱里です。１月１４日土曜に、私自身が主催するアイドルフェス「フクフェスVol.１」を開催しました！

アイドル好きを生かして今回は自らアイドルフェスを主催した福田朱里さん＝高松市のfesthalle

　このフェスは、４８グループの現役メンバー自らが主催するという珍しいアイドルフェスとなりました。やはり初めてのことばかりで開催前は不安もたくさんありましたが、何とか無事成功に終わり、今はほっとしています。前例もなく、得体の知れないイベントだったにもかかわらず、私を信じて付いてきてくださった皆さんには感謝してもしきれません。

福田朱里さんはスタッフやファンの支えもあって念願のアイドルフェスを実現した＝高松市のfesthalle

福田朱里さんの地元香川の名物・讃岐うどんがケータリングとして準備された＝高松市のfesthalle

フェスに参加したアイドルに讃岐うどんの魅力を知ってもらおうと食べ方も伝授＝高松市のfesthalle

　私が今回のフェスをやりたいと思った理由は三つあります。一つ目は、瀬戸内エリアの音楽シーンを盛り上げたいと思ったからです。瀬戸内にもすてきなアーティストがいっぱいいて、私たちのツアーでも対バンとして来てくれます。でも、東京や大阪と比べると、どうしても盛り上がりが落ちてしまうのが現状です。そこで自分が声をかけやすいアイドルの現場から盛り上げようとイベントを企画しました。

　二つ目は、アイドルにもさまざまな色があることを知ってもらいたかったからです。一般的にアイドルはテレビの歌番組で歌っているイメージだと思いますが、全員がテレビ出演を目指して活動している訳ではありません。ひたすらライブを重ねたり、舞台やモデルの仕事をしたり、時には裏方に回ったりしていて、最近はアイドルの形や成功例も多様化しています。それをフクフェスで感じてもらえたらいいなと思い、今回はあえて多種多様なジャンルのアイドルに声をかけました。

　そして三つ目は、STU48の他のメンバーの可能性も広げたかったからです。グループが結成されて早６年。これまでの活動でいろんな景色を見てきたからこそ、メンバー一人一人にも、まだ口に出せていない夢やアイデアがあるのではないか。それが私にとってはフェスの開催でした。こうやって私が目標を達成したという前例を作ることで、他のメンバーも少しは動きやすくなったのではないかなと思います。今回のフェスが、メンバーが自発的に踏み出そうとする夢の実現につながればうれしいです。

今回のフェスには個性豊かなアイドルグループが各地から集結した＝高松市のfesthalle

さらなる目標として瀬戸内７県全てでのフクフェス開催を誓う福田朱里さん＝高松市のfesthalle

　フクフェスVol.１は多くの方々の愛に支えられ実現することができました。今回は私の地元香川県での開催でしたが、いつかは瀬戸内７県全てで行うのが目標です。その際は、アイドルに限らず、音楽バンドやお笑い芸人、シンガー・ソングライターなどいろいろなジャンルの人を呼んでみるのも面白いな、なんてたくらんでいます。皆さんもVol.２開催の際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。