鳴門市は9日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は293億4千万円(前年度当初比5・6%増)で、過去最大だった21年度を約3億円上回った。新型コロナウイルス禍からの経済回復による市税の増収を見込み、子育て支援や教育関連施策に重点配分。喫緊の課題である人口減少対策に取り組む。24年5月開庁を目指す新庁舎建設の最終年度となり、普通建設事業費が膨らんだ。…