徳島、小松島両市議選が19日告示され、統一地方選の後半戦がスタートした。徳島市議選は37人が立候補し、定数30を7人オーバーする争いとなった。小松島市議選には定数17を3人超過する20人が出馬した。厳しい戦いを勝ち抜こうと、各候補者は早速、市街地などを駆け巡った。投票日は21日告示の町長選や町村議選と同じ26日で、即日開票される。

 徳島市議選に立候補を届け出たのは現職27人、元職1人、新人9人。定数が4減となったこともあって、立候補者数は前回より1人少なく、戦後最少となった。党派別では自民7人、民主1人、維新2人、公明5人、共産5人、諸派の幸福実現党1人で、無所属が16人。女性候補は4人となっている。
 
 明確な争点は浮上しておらず、地元での票固めに力を入れる候補者が多い。新町西地区再開発事業の争点化を図る動きが一部にあるが、大半の候補者が地域活性化や子育て支援など身近な課題について主張を展開している。
 
 小松島市議選は現職14人、元職3人、新人3人で立候補者数、定数とも前回と同じ。党派別では公明1人、共産2人、残りは無所属。女性候補は1人のみとなっている。
 
 候補者が複数いる地区では前回以上に激しい集票合戦が繰り広げられている。引退議員の支持者の取り込みも活発だ。
 
 各候補者は人口減少や高齢化への対応、南海トラフ巨大地震対策、沈滞ムードが漂う街の活性化策を中心に訴えている。しかし、選挙の争点にはなっておらず、地縁や血縁、組織に頼る選挙戦となっている。
 
 18日時点の有権者数は、徳島市が21万1213人(男9万8747人、女11万2466人)、小松島市が3万3452人(男1万6019人、女1万7433人)。