徳島市は17日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は1077億1千万円で、過去最大だった22年度当初を1・3%上回った。扶助費の伸びが続いているのに加え、新町西地区再開発事業や学校施設整備で投資的経費が増えた。一方で定年延長に伴って退職手当が減ることから人件費は3・9%減となり、財政調整、減債両基金の取り崩し額は平成以降最少の6億円だった22年度と同じ水準を維持した。