飯泉嘉門知事が就任した2003年以降、県内の高齢化は急速に進んだ。高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は03年度の23・5%から、21年には34・7%と11・2ポイントも上昇。全国順位は7位から4位に上がった。介護を必要とする人も多く、要介護認定率(高齢者のうち介護保険制度で要介護または要支援と認定された割合)は全国上位に位置する。車社会で歩かないのが一因などとも言われるが「詳しい理由は分からない」(県長寿いきがい課)。

 「体調は大丈夫?」。やや片言の日本語で入所者に話し掛けると、入所者が「ええ、おかげさんで」と応える。県内の福祉施設では、外国人の姿が目立つようになった。今や外国人材なくして介護の現場は成り立たない…