大鳴門橋をバックに踊る鳴門うずしお大使と「なると市連」=9日午前10時20分、鳴門公園千畳敷

 鳴門市の阿波踊り開幕を夜に控えた9日午前、同市鳴門町土佐泊浦の鳴門公園千畳敷で恒例の「初踊り」が披露された。大鳴門橋をバックに踊り子ら30人が躍動し、観光客を魅了した。

 市職員らでつくる「なると市連」と鳴門うずしお観光大使の楠本亜衣莉さん(26)、池渕澄玲さん(20)が、しなやかな女踊りや豪快な男踊りを繰り広げた。愛知県一宮市から家族5人で訪れた宮本姫那さん(12)は「阿波踊りを見るのは初めて。迫力があって格好いい」と笑顔だった。

 鳴門市の阿波踊りは11日までの3日間、鳴門駅西側の演舞場で各日午後7時から開かれる。