バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本対イラン戦が23日、群馬県の高崎アリーナで行われ、日本が96―61で格上のイランに勝利した。日本は富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)らが先発。代表入りしている海陽町出身の西田優大(シーホース三河)はベンチスタートし、第1クォーター途中から出場した。
世界ランキングはイランが20位、日本は38位。日本は前半から富樫や河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)らが躍動し、前半終了時点で52―29と大きなリードを得た。西田は最終第4クォーターではスタートからプレーし、金近廉(東海大)の4本目の3点シュートをアシストするなどした。記録は1リバウンド、3アシスト。3ポイントも放ったが決められなかった。
8~9月のW杯本大会は日本とフィリピン、インドネシアの3カ国共催で、日本は開催国枠で出場権を得ている。予選の通算成績は5勝5敗。26日には同アリーナでバーレーンとの予選最終戦に挑む。