徳島の夏を彩る阿波踊りが9日夜、県内のトップを切って鳴門市で開幕した。市中心部の演舞場に26連が踊り込み、約2万6千人(主催者発表)の観客を魅了した。11日までの期間中、市内は踊り一色に染まる。
午後7時、鳴門駅西側の東演舞場で泉理彦市長や市阿波おどりPR大使のタレント石田靖さんらがテープカット。なると市連を先頭に各連が次々と踊り込み、勇壮な男踊りや優美な女踊りを披露した。
舞台演出が楽しめるようリニューアルされた踊り広場「西おどり広場」では、息の合ったフォーメーションや個性的な踊りが繰り広げられた。
10日は板東英二さん、11日は石田さんや間寛平さん、阿波踊りをベースにした創作舞踊集団「寶船」が登場する。