東京大元総長の南原繁(香川県東かがわ市出身)が「平和」「真理」と記した書の扁額(へんがく)2点が、阿南市椿町の椿町中学校に残っている。南原と椿町中との関係は不明だが、南原が1953年10月29日に同校で講演していたことが分かった。南原の書は県内では珍しいという。三木健司校長は「70年もの間、引き継がれてきたので今後も大切にしたい」と語った。