徳島県警は2日、美馬市脇町の市道交差点北側にある横断歩道が正規の手順で設置されておらず、無効の状態だったと発表した。このため、過去5年間に道交法の「横断歩行者妨害」で摘発した32人に反則金の返納などを行う。摘発の基準となる「規制集」と呼ばれる交通規制の一覧表の記載が誤っていたほか、横断歩道の設置手続きが行われたことを示す書類が残されていないという。

 県警交通規制課によると、現場は市地域交流センターミライズの…