任期満了に伴う神山町議選(定数10)と上勝町議選(定数8)は、12月15日の告示まであと1カ月に迫った。神山町議選は選挙戦となる公算が大きく、上勝町議選は選挙戦に突入するか微妙な情勢だ。投開票はいずれも12月20日。
 
 神山町議選は定数が現行の12から2削減される。これまでに9人が立候補の意思を固め、2人が出馬を検討しており、定数を1上回る選挙戦となるもようだ。
 
 現職12人のうち2人が引退を表明し、もう1人も出馬しないとみられる。立候補の意向を表明しているのは現職7人、新人2人。このほか現職1人が立候補を前向きに考えており、別の現職1人は後継者が見つからない場合は出馬する考えを示している。
 
 立候補を予定する9人を地区別にみると、神領(有権者1417人)は現職と新人が各1人。広野(1349人)が現職2人、新人1人。下分(937人)は現職2人。鬼籠野(606人)は現職1人。阿川(546人)は現職1人。党派別では全員が無所属。
 
 各立候補予定者は選挙戦を想定し、地縁血縁を頼りにあいさつ回りを始めている。農林業の担い手育成や現在七つある廃校舎の活用、増加する移住者と住民の交流促進など、課題は少なくないが、大きな争点は浮上していない。
 
 立候補予定者説明会は11月19日、届け出書類の事前審査は12月7日、いずれも町役場で行われる。
 
 9月2日時点の有権者数は5319人(男2502人、女2817人)。
 
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 上勝町議選に立候補の意向を示しているのは、現職5人と新人1人の計6人。現職1人と元職1人が出馬を検討しているほか、引退する現職の地元でも後継候補を擁立する動きがあり、選挙戦になるかどうか不透明だ。
 
 現職8人のうち2人が引退表明している。
 
 立候補を予定する6人を地区別にみると、正木(有権者485人)は現職3人、傍示(263人)は新人1人、生実(323人)は現職2人。福原(121人)と旭(337人)は今のところ立候補予定者はいないが、両地区とも候補擁立に向けて調整が進められている。
 
 党派別では現職1人が共産党で、ほかは無所属。
 
 前回選挙のあった2011年12月末に1905人だった人口は、今月1日時点で1701人にまで減少。町は人口流出に歯止めを掛けるため、樹木を育てて雇用の場などにする「彩山(いろどりやま)」構想を打ち出しているが、財源確保など課題は多い。立候補予定者の動きはまだ活発ではないが、あいさつ回りを始めている。
 
 立候補予定者説明会は11月24日に同町福原の町コミュニティセンターで、届け出書類の事前審査は同30日に町役場で行われる。
 
 9月2日時点の有権者数は1529人(男721人、女808人)。