任期満了に伴う神山町議選(定数10)と上勝町議選(定数8)が15日、告示される。神山町議選は立候補予定者が10人で、無投票になる公算が大きい。上勝町議選は8人が出馬を表明。元職1人が態度を決めかねており、選挙戦になるかどうか微妙な情勢だ。

 ◎神山 無投票の公算大

 今回の選挙から定数が12から2減の10となる。5人の現職が今期限りでの引退を表明。立候補を予定しているのは現職7人、新人3人となっている。

 出馬を検討していた現職2人が告示まで1カ月を切ってから、相次いで引退を表明した。このため、当初は選挙戦の様相を呈していたが、一転して無投票ムードが漂っている。

 立候補予定者を地区別に見ると、神領(有権者1408人)は現職1人と新人2人。広野(1338人)は現職2人と新人1人。下分(930人)は現職2人、阿川(544人)と鬼籠野(606人)はそれぞれ現職1人が名乗りを上げている。上分地区(463人)には立候補予定者はいない。

 党派別は全員が無所属。

 町は、民間が主導するサテライトオフィス誘致や芸術家招待事業で注目を集めており、これを後押しする施策が求められている。また高齢者支援、農林業振興の推進が待ったなしの状況だが、大きな争点は浮上していない。

 立候補の受け付けは15日午前8時半~午後5時に町役場で行われる。投開票は20日。2日時点の有権者数は、5289人(男2481人、女2808人)。

 ◎上勝 選挙戦突入、微妙な情勢

 定数8に対し、現職6人と新人2人が立候補を決めている。このほか、元職1人が届け出書類の事前審査を済ませ、出馬を検討している。

 地区別に見ると、正木地区(有権者480人)は現職3人。傍示地区(265人)は新人1人。福原地区(124人)は現職1人。生実地区(319人)は現職2人、旭地区(337人)は新人1人。検討中の元職は生実地区。

 党派別では共産が1人で、他は無所属。

 人口減少や高齢者福祉、子育て支援、第三セクターの経営立て直しなど、町政の課題は多いが、目立った争点は浮上していない。選挙戦になるかどうか不透明な中、立候補予定者はあいさつ回りを精力的に行っている。

 立候補受け付けは15日午前8時半~午後5時に町役場で行われる。投開票は20日。2日時点の有権者数は1525人(男727人、女798人)。