21区で4人抜きし鳴門の第2日首位に貢献した奥谷(左)が笑顔で22区内田へたすきをつなぐ=鳴門市大麻町板東

 5日に阿北コース(徳島市鷲の門前-三好市阿波池田駅前、18-33区=16区間、91・7キロ)で行われた徳島駅伝第2日は、初日2位の鳴門が5時間2分21秒のトップでゴールし、トップ徳島との差を2分7秒から28秒に縮めた。女子の活躍が光った板野が5位からメダル圏内の3位に浮上し、小松島、美馬市はそれぞれ順位を一つ下げて4位、5位となった。初日2桁順位だった吉野川が9位に上げ、入賞争いに加わってきた。女子の23区で板野・和田(鳴門高)が区間記録を4秒縮め、27区では1位の鳴門・村上聡(岡山大)と2位の徳島・熊井康(徳島科技高)が共に区間新をマークした。

 [評]徳島は2分7秒あった2位との差を28秒まで縮められたが、堅実につないで首位を守った。一斉スタート区間の18区日下、25区熊井現、最長29区和田、32区上原がいずれも2位になるなど、13人が5位以内にまとめた。

 鳴門は長丁場で底力を発揮し第2日トップ。18区元木が1位発進すると21区奥谷が区間2位に1分9秒の大差をつけて激しく首位を追い上げ、後半も最長29区寺西、30区福池が連続区間賞でつなぐなど6区間を制した。

 順位を二つ上げて3位に入った板野は女子が活躍。23区和田が区間新を樹立し、前後の谷と安床が2位で序盤の出遅れを挽回した。中学生28区の黒上京、31区東條も区間1位で引っ張った。

 小松島は初日3位から4位に後退。中学生19区の大平晃が区間賞、21区今川と27区萩野が3位以内で好走したが、女子区間が振るわなかった。美馬市も順位を一つ下げて5位。中学生20区六車の区間賞など滑り出しは好調だったが、22区以降で徐々に差を詰められ逆転された。阿南は22区福良、26区紀本、33区小林ら女子と中学生の活躍で6位を維持した。

 激しく競り合ったのが7位名西と8位海部。初日7位の海部は18区土壁和と29区大竹が踏ん張ったものの、20区竹内、26区北野、28区藤原ら中学生が力を発揮した名西に逆転を許した。

 中学女子区間などの好走で吉野川が9位に順位を上げ、10位那賀、11位三好市との3チームが2分半程度にひしめく混戦模様に。勝浦は5年ぶりの最下位脱出に向け、初日13位から12位へと前進した。阿波は中学女子24区瀬尾の区間賞が効いて13位。美馬郡は29区山下貴の区間3位を生かせず14位に沈んだ。三好郡は28区加藤ら中学生の踏ん張りで上位との差を1分52秒縮めた。