藍住町の学校給食用肉の調達を巡り、特定の業者に他業者の見積額を漏らして受注させたとして、官製談合防止法違反(入札妨害)と公競売入札妨害の両罪で起訴された同町元副町長の奥田浩志被告(64)=同町奥野=が保釈され、7日、自宅で徳島新聞の取材に応じた。奥田被告は起訴内容を事実だと認めた上で、「町民にご迷惑をお掛けした」と謝罪。事件に関しては多くを語らなかったが、金銭のやりとりについては強く否定した。