今季J2で戦う徳島ヴォルティスは5日、G大阪のFW佐藤晃大(28)=神奈川県出身=を完全移籍で、DF内田裕斗(19)=大阪府出身=を期限付き移籍で、J2水戸の冨田大介(37)=山口県出身=を完全移籍で獲得したと発表した。
身長184センチ、体重71キロの佐藤は前線でのハードワークと懐の深いポストプレーが持ち味。東海大から徳島に入団して3年在籍し、J1昇格に絡んだ2011年は36試合(9得点)に出場した。J1G大阪に移籍した12年は26試合に出てチーム2番目の11得点。チームが3冠した昨季は23試合(2得点)に出場し、終盤、浦和との直接対決で決勝点を挙げた。
高崎が鹿島へ移り、アドリアーノも甲府への移籍が濃厚となった徳島の前線の起点として活躍が期待される佐藤は4年ぶりの復帰に「いろいろ悩んだが徳島でプレーできることはうれしい。J1昇格のために全力でプレーする」と話している。
内田は身長171センチ、体重62キロの攻撃力が魅力の左利きSB。G大阪の下部組織で育ち、U-16から各年代別代表に選ばれている。昨季トップチームに昇格。J1リーグ戦の出場機会はなかったが、JリーグU-22選抜の一員としてJ3リーグ6試合に出場した。
冨田は身長180センチ、体重76キロで空中戦に強いCB。筑波大から水戸に入団し、大宮、神戸、甲府を経て13年に水戸に復帰した。J1通算171試合(6得点)、J2通算256試合(15得点)に出場し大宮では昇格、甲府では降格を経験した16年目のベテランだ。
内田は「徳島でいろいろ経験してレベルアップしたい」、冨田は「自分ができる全てのことをチームにささげる」とコメントした。
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