徳島大の人と地域共創センターが健康寿命を延ばそうと開いた講座「からだカレッジ」の修了生6人が、県民の健康づくりに一役買っている。大学が5市町で行う出前講座で講師を務め、カレッジで学んだ生活習慣病や認知症に関する知識、筋力アップにつながる運動方法を指導。受講者は「運動習慣が身に付いた」と効果を実感している。

 講師として活動するのは、センターが県と連携して開いたカレッジの専門課程を2021年度に修了した1期生のうち、資格試験に合格して「健康寿命マスター」に認定された徳島市、小松島市、勝浦町の男女6人。講義と実習を通して…