「誰がこんな日本に、誰がこんな徳島にしたのか。今こそ変えよう」。10日朝、共産党県委員会の古田元則書記長(75)は、徳島駅前を行き交う人たちに県政改革の必要性を訴えた。唯一の革新系候補との使命感から、マイクを握る手に力が入る。

 保守系候補が相次いで出馬を表明したのに対し、党県委員会の擁立は遅れた…