富山県の同じクラブ出身で今季の活躍を誓う大崎(右)と新加入の佐々木陽(右から2人目)=宮崎市の県総合運動公園ラグビー場

 J2徳島ヴォルティスが宮崎市の県総合運動公園ラグビー場で行っている2次キャンプ7日目の15日、チームは翌日に控えたJ1広島との練習試合に備え、紅白戦で攻守の連動性を確認した。鋭い出足を見せていたのが古巣・広島との対戦に燃えるMF大﨑と大卒ルーキーのMF佐々木陽。富山県のクラブチームで1年先輩の大﨑と一緒にプレーできることを喜ぶ佐々木に対し「あいつはやってくれる」と期待を寄せる大崎は「2人で徳島を盛り上げたい」と今季の活躍を約束する。
 
 2人は中学時代、富山北FCで一緒にプレーした間柄。「大崎選手に憧れてここまできた」。新体制発表の席上、思いを語った佐々木は高校時代はFC東京ユースでプレー。一方の大﨑は広島ユースからトップ昇格。富山県出身の2人はそれぞれ違うクラブを経由し、徳島で再会を果たした。
 
 足元が柔らかく運動量豊富な佐々木は複数のポジションをこなせ、ここまでの練習試合ではボランチとサイドハーフで起用されている。「個のアピールも大事だけど、チーム戦術にいかにフィットできるか」をテーマに練習に励んでいる。
 
 そんな後輩についてプロ7年目の大﨑は「頑張る選手。まだ少しプレーが軽いかな」。苦言を呈するのも期待の裏返しだろう。大﨑本人もエースナンバー10を背負う今季に懸ける意気込みはひとしおで、サイドハーフで競合する佐々木の頑張りを励みにしている。
 
 佐々木は「J1での徳島の全試合を見たが、常に得点に絡もうと走っていたのが大崎選手。得点シーンで競演できたら最高」と目標を口に。大﨑も守備に終われた昨季を振り返り「もっともっとゴールに近づく」。同郷コンビが積極果敢なプレーでJ1復帰への道を先導する。