徳島県鳴門市は、市民に気軽にサイクリングを楽しんでもらおうと、初心者でも簡単に走行できる距離の短い新コースを設けた。18日に完成記念ツアーを開く。参加者を募っている。
新コースはボートレース鳴門ウズパーク(撫養町大桑島)のサイクルステーションを起点とし、道の駅「くるくる なると」(大津町備前島)まで走る片道7・3キロ。途中に鳴門駅前の足湯「ふろいで~」や物産館、タイヤに空気を入れたり点検を受けたりできる自転車店などがある。
市は兵庫県南あわじ市、香川県東かがわ市と連携して自転車ツーリズムに取り組んでいる。3市をまたぐ長距離コースのほか、各市内でそれぞれ長さの異なるシティーコース(約23~74キロ)を設けている。
記念ツアーは午前9時~午後2時。サイクルステーションで整備講習を受けた後、コースを試走し、道の駅の見学や青空ヨガを楽しんでステーションに戻る。参加無料。対象は小学生以上。予約、問い合わせは市戦略企画課、電話088(684)1121。