今季の意気込みを語る(右から)徳島・井生、愛媛・宏誓、香川・宗雪、高知・中村の各主将=高松国際ホテル

 四国アイランドリーグplus(IL)は25日、高松市のホテルで経営報告会見を開き、2014年のリーグ全体の赤字額が05年の発足以来最少の1676万円(前年比69%減)となったことを報告した。徳島インディゴソックス(IS)の大幅な赤字圧縮と、高知の黒字化が大きく寄与した。

 球団別の収支は徳島が107万円、香川が2442万円の赤字、高知が600万円、愛媛が180万円の黒字となった。リーグを運営する株式会社IBLJは93万円の黒字だった。

 徳島の収入は県の事業助成金が前年の220万円から800万円に増額されたことや、スポンサー数を281から334に増やしたことなどで前年比23%増の8780万円となった。一方、支出を前年並みの8886万円に抑え、赤字額を前年の1778万円から大幅に減らした。

 リーグ全体の観客数は9万3433人で、1試合平均は前年の558人から563人に微増。球団別では、徳島が365人と前年に続き最も少なかったものの、独立リーグ日本一を争ったグランドチャンピオンシップ(ホーム2試合)の効果で前年から7%増えた。トップは香川の818人で愛媛が664人、高知が424人だった。今季の1試合平均観客数についてILはリーグ全体で31%増の735人、徳島は30%増の475人を目標に掲げた。

 鍵山誠最高経営責任者(CEO)は「リーグ創設から10年が経過し、今季から新たなステージに入る。四国の野球人口の減少にどう対応していくか、これまで以上に工夫を凝らした運営を心掛けたい」と話した。