サッカーJ2の徳島ヴォルティスは27日、運営会社の新社長に吉野川市出身で大塚包装工業(鳴門市)営業本部四国支店長代理の岸田一宏氏(43)が就任したと発表した。この日、板野町の県総合教育センターで開かれた臨時株主総会と同取締役会で決まった。
徳島ヴォルティスによると、臨時株主総会で岸田氏の新取締役就任が承認され、その後の同取締役会で代表取締役に互選された。2008年12月から社長を務めた新田広一郎氏(48)はこの日、退任した。新田氏は「クラブ創立10年目の昨季、J1で戦ったことを一つの節目にさらなる成長を目指す次の10年に向けては新しいリーダーの下で歩んでいく方がいいと考えた」と交代の理由を語った。新田氏は出向元の大塚製薬に復帰する見通し。
岸田氏は板野町の徳島スポーツビレッジで就任会見に臨み「1年でのJ1復帰、その先にはJ1に定着するという目標に向け、期待に応えられるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。
岸田氏は徳島市立高、立命大を経て1994年に大塚包装工業に入社し、2013年4月から同職。徳島ヴォルティスの大口スポンサーである大塚製薬グループからの社長登用は3人目。
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