写真甲子園2023メインビジュアル(実行委提供)

 全国の高校生が写真の腕前を競う「写真甲子園2023」の実行委員会が、出場校を募集している。四国など全国11ブロックでの選考を経て、7月25~28日に北海道東川町で各代表校による本戦大会が開かれる。徳島市出身の写真家立木義浩さん(85)が審査委員長を務める。

 応募は3人一組で、1校につき1チーム。6~8枚の組み写真を六つ切り~ワイド六つ切りかA4サイズにプリントし、画像データを入れたCDかDVDとともに送付する。作品のテーマは自由で、未発表のものに限る。白黒、カラーは問わない。締め切りは5月17日必着となっている。

 1次の作品審査を通過した80校がブロック審査会に進み、オンラインで応募作品の制作意図や狙いを審査委員にプレゼンテーションする。本戦大会では19校が東川町に集まり、同町や大雪山国立公園一帯を舞台に同じ条件で撮影を行う。

 大会は、「写真の町」を宣言し、写真を通したまちづくりを進める東川町が中心となって1994年にスタート。今年で30回目を迎える。昨年は過去最多の533校が参加した。

 詳細は写真甲子園のウェブサイトに掲載。問い合わせは東川町写真の町課内の実行委事務局、電話0166(82)2111。