徳島県出身のサッカー元日本代表で37歳・黒部光昭(てるあき)が6日、現役引退を発表した。徳島新聞の取材に対し「一年一年が勝負の中で年齢的、肉体的な限界を感じた」と15年間のプロ生活を閉じた理由を説明。今後については「福岡を拠点にサッカーと関わっていきたい」と話した。
黒部は1978年、阿南市那賀川町生まれ。今津小2年でサッカーを始め、那賀川中から徳島商高に進んだ。高校時代は元日本代表の藤本主税を擁する徳島市立高に阻まれ、全国大会出場は果たせなかった。福岡大では日本学生選抜に選ばれ、ユニバーシアード(スペイン)に出場した。
2000年、Jリーグ京都に入団。FWとして活躍し、2年目にはJ2日本人最多となる30ゴールを挙げた。03年の天皇杯決勝では決勝ゴールを決めチームを日本一に導いた。05年にC大阪へ移籍し、その後も浦和、千葉、福岡、富山でプレー。昨季はタイのTTMカスタムズに所属した。
J1通算114試合で28得点、J2では231試合で65得点を記録した。03年に日本代表に初招集され、国際Aマッチ4試合に出場した。
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