小松島市和田島町の和田島小学校6年生5人が、近くの春日神社の手水舎(ちょうずや)に花を飾り付けた。花手水を作って地域に人を呼び込もうと、児童が考えた。22日ごろまで楽しめる。
境内の手水舎にカーネーションやチューリップ、ガーベラなどの花を浮かべた。近くには桃の枝などを生けたつぼを置き、春らしさを演出した。市内の花店のアドバイスを受けながら、児童が花の配置などを考えた。
地域住民と教員でつくる同校運営協議会が昨年10月、神社を盛り上げるアイデアを寄せてほしいと6年生31人に依頼。そのうち5人組の班が花手水を提案した。
14日に5人と協議会関係者らが飾り付け、15日朝に他のクラスメートにお披露目した。大和桃々さん(12)は「和田島がもっと明るくなってほしいと願い、花を飾った。とてもきれいなので、お参りに来てほしい」と呼び掛けている。