徳島インディゴソックス(IS)は9日、海陽町での春季キャンプを打ち上げた。リーグ3連覇と2年連続独立リーグ日本一に向け、攻守を磨いた選手たちの表情は一層引き締まり、充実感たっぷり。14日からオープン戦と交流戦合わせて6試合を行い、4月4日の開幕に備える。
 
 練習生を含む選手27人と首脳陣が、キャンプ地の蛇王球場近くのまぜのおか体育館に集合。井生主将が「充実した1週間だった。開幕でいいスタートを切り、今年も必ず日本一をつかもう」と呼び掛け、全員で一本締めをした。
 
 キャンプ中は連日8時間半の練習に汗を流し、野手陣は特打や特守にも精力的に取り組んだ。投手陣はブルペンでの投げ込みに加え、走り込みで基礎体力を強化した。主軸として活躍が期待される松嶋は「振り込みも十分できた。キャンプでつかんだ、自分が納得できるスイングでシーズンを戦う」ときっぱり。2年目の右腕石川は「今後につながる土台作りがしっかりとできた」と手応えを口にした。