全国高校総合体育大会(インターハイ)第12日は12日、静岡県草薙総合運動場体育館などで5競技が行われた。徳島県勢は新体操の女子団体で富岡西が7位に入った。剣道の女子団体は予選リーグを通過した富岡東が決勝トーナメント1回戦で東奥義塾(青森)に0-2で敗れ、8強入りを逃した。柔道の女子個人に出場した4人はいずれも1、2回戦で涙をのんだ。第13日の13日はサッカーとヨットが行われ、県勢の出場はない。
僅差で入賞逃す
女子団体の富岡西は7位と、目標にしていた入賞(6位以内)には一歩届かなかった。6位とはわずか0・1ポイント差で、松坂主将は悔しさをにじませながらも「今までで一番良い自分たちの演技はできた」と内容には納得していた。
表情豊かに伸び伸びと演じ、フープの交換などで大きなミスもなかった。3年生の山脇は「自分たちを信じ、力を出し切ることはできた」。5人のうち松坂主将と山脇以外の3人は1、2年生という若いチームで、松坂主将は「来年こそは入賞を果たしてほしい」と後輩に夢を託した。