さいたま市の鉄道博物館で開かれたイベントに集合したマスコット=21日午前

 さいたま市の鉄道博物館で開かれたイベントに集合したマスコット=21日午前

 JR東日本のSuicaや福岡市交通局の「はやかけん」など、全国の交通系ICカードが相互に利用可能となって10周年を迎えるのを前に、さいたま市の鉄道博物館で21日、記念イベントが開かれ、全10種のカードのマスコットが一堂に会した。

 JR東によると、相互利用は2013年3月23日に開始。カードは累計で約2億枚発行されている。イベントでは蒸気機関車の前にマスコットが集合。JR東の喜勢陽一副社長が登壇し「お客さまの生活の真ん中に位置付けてもらえるよう、質を向上していきたい」と述べた。

 鉄道博物館では5月まで、相互利用までの経緯をまとめた特別展示などを行っている。