1次リーグの韓国戦と準々決勝イタリア戦で好投した左腕今永が今大会初先発で米国の強力打線に挑む。日本は大谷やダルビッシュも救援に回る可能性があり、総力戦で大一番に挑む。
今永は「スライダーが今まで投げたことのないような球になる」とWBCでの使用球を苦にせず操り、安定感がある。決勝は95球まで投げられるが、栗山監督は「(今永は)そんなに多い球数ではない」と早めの継投策で、相手打線を封じるプランも頭にあるようだ。
米国は1番ベッツに2番トラウトと、上位は長打力のある右打者がずらりと並ぶ。大谷は「1番から9番までスター選手だが、受け身にならずにやりたい」と強調した。(共同)