「種まく人」の登場人物になりきる親子=鳴門市の大塚国際美術館

 鳴門市鳴門町の大塚国際美術館で、名画の登場人物と同じ衣装を着るイベント「アートコスプレ・フェス2018」が開かれ、家族連れらが記念撮影を楽しんでいる。10月28日まで。

 オランダの画家ゴッホをテーマに、「自画像」「種まく人」など作品の世界観を再現したパネルを館内9カ所に設け、服の上から着脱できる37着を用意している。来館者は、パネルの前でポーズを取りカメラに納まっている。

 ゴッホが影響を受けたレンブラントの作品「ユダヤの花嫁」のコーナーで、花嫁のドレスを着た山浦萌さん(8)=静岡県袋井市、小学2年=は「絵のまねができるのが楽しい」と話した。

 衣装の利用は無料だが、入館料が必要。問い合わせは同館<電088(687)3737>。