前半、ゴール前で競り合う徳島の木村(左)=鳴門ポカリスエットスタジアム

前半、ゴール前で競り合う徳島の木村(左)=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第3節最終日は21日、各地で10試合を行った。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで岐阜と戦い、1-0で勝って今季初勝利を収めた。通算成績を1勝1分け1敗の勝ち点4とし、順位を13位に上げた。岡山はC大阪と1-1で、勝ち点7として得失点差で首位に立った。栃木と引き分けた千葉も同7。讃岐は1-0で磐田を下し、同6とした。次節の徳島は29日午後1時から栃木県グリーンスタジアムで18位の栃木と対戦する。

 徳島1-0岐阜
 
 [評]徳島は終盤、数少ないチャンスを確実にものにして決勝点を奪い今季初白星を挙げた。
 
 前節からスタメンを4人入れ替えた徳島は、前半立ち上がりこそ効果的な縦パスでチャンスをつくったものの、次第に岐阜に押し込まれ始めると39分には右サイドから崩されピンチを招いた。何とか0-0で折り返した後半もなかなかシュートまで持ち込めなかったが、こぼれ球を拾ってはゴール前に迫るシーンが増え、37分にMFエステバンの左クロスをMF木村が左足で決めて1-0で振り切った。