とくしまマラソンの参加者と一緒に走る市橋さん(中央)=徳島市の内町小グラウンド

 とくしまマラソン2015(徳島陸協、県、徳島市、徳島新聞社など主催)前日の21日、徳島市の内町小学校体育館で受け付けが行われ、国内外のランナーが詰め掛けた。「全力を出し切りたい」「美しい風景を眺めながら走るのが楽しみ」と、号砲を待ちきれない参加者たち。ランニング講座も盛況で、レースに向けて熱気が高まった。
 
 受け付け開始の正午前には、入り口に400人を超える行列ができた。夫婦で4度目の出場となる徳島市国府町井戸、大工森康弘さん(43)と、妻慶子さん(42)は一緒にゼッケンを受け取った。ペースを合わせて走り抜く計画で「5時間半をめどに完走したい」と、2人そろって笑顔を見せた。
 
 徳島駅前には、県外ランナーが次々に高速バスで到着した。初めて来県した兵庫県西宮市の会社員黒田好美さん(31)は「友人からとくしまマラソンの良さを聞いて参加を決めた。山々や美しい川を眺めながら走るのが楽しみ」とレースを心待ちにしていた。
 
 奈良県香芝市の会社員國本赳生(たけお)さん(37)も徳島に来たのは初めて。インターネットで応援や景色の良さを知って申し込んだ。「この機会に、徳島観光もしたい」と話した。
 
 内町小近くの県立中央武道館で開かれた「とくしまマラソンFunRunスクール2015」。ゲストランナーで、シドニー五輪女子マラソン代表の市橋有里さん(37)=鳴門市出身=とNPO法人ニッポンランナーズ理事長の金哲彦さん(51)が「前日と当日は炭水化物をたくさん食べ、しっかりとエネルギーに変えることが大切」とアドバイスした。参加者は屋外で2人と走り、腕の振り方なども学んだ。
 
 初挑戦の愛媛県西条市の会社員三崎友貴さん(30)は「助言を参考にして、4時間台で走りたい」と意気込んだ。
 
 徳島ライフセービングクラブ代表の源純夏さんらによる心肺蘇生講習もあった。