STU48せとうち航海日誌第113回今回の当番クルー：石田千穂さん（広島県出身）｜文化・芸能｜PICKUPニュース

　STU48の石田千穂です。３月１５日にSTU48の９枚目シングル「息をする心」がリリースされました。発売されてもう数日がたちましたが、まだそれほど実感が沸いていなくて不思議な気持ちです。

９枚目シングル「息をする心」をリリースした石田千穂さん（最前列中央）らSTU48選抜メンバー

　前作の「花は誰のもの？」では数多くの歌番組に出演させていただき、STU48をたくさんの人に知ってもらうチャンスをいただきました。以前の私たちだったら目標にすることもできなかったＮＨＫ紅白歌合戦出場や日本レコード大賞受賞を言葉にして本気で目指すことができて、グループにとってとても大きくて大切な楽曲でした。

　その次となる１年ぶりの新曲だけに、多くの人が注目してくださっていると思います。そんな曲のセンターを任せてもらえて、純粋にすごくうれしいです。以前の自分だったらすぐに考え込む癖があって、ネガティブな気持ちになってしまうことが多かったけど、「花は誰のもの？」でトライアングルセンターを経験してからは、センターの重圧はあるにはあるけど無意識に感じなくなり、今回は心強いメンバーがいっぱいいるから「みんなで頑張るぞ！」という気持ちになれました。

新曲では単独センターとして堂々としたパフォーマンスを披露した石田千穂さん

新曲のミュージックビデオ撮影の際もセンターとしてメンバーを引っ張った石田千穂さん

　新曲のミュージックビデオは２種類あり、ダンスとＱＲコードを組み合わせた「ダンスＱＲビデオ」版ではメンバー一人一人の顔がしっかり映っていて、曲やダンスを通して今まで以上にメンバーの魅力がわかりやすく詰め込まれています。

　今回は４枚目シングル以来のリリースイベントを開催することもできました。最近は新型コロナウイルス禍で、リリース日はオンライン配信をするだけだったので夢のようでした。久しぶりに神奈川県の商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」に行って、特典会では「お見送り」もさせていただきました。

これからも「Team. STU48」として全員で一丸となってグループを盛り上げていくことを誓う石田千穂さん

　実際に会って近くで話し、ライブでは声を出して一緒に楽しめるのがアイドルの醍醐味（だいごみ）としてすごく大きな部分だと思います。ここ数年はそういうイベントができない日々が続いていましたが、そんな中でも変わらずに応援してくださったファンには感謝の気持ちでいっぱいだし、これからもっと感謝を伝えて恩返ししていきたいです。

　STU48ももうすぐ６周年を迎えます。たくさんの出会いと別れがあって、今のSTU48にたどり着きました。もうすぐ３期生が加入してきます。結成当時のSTU48も大好きだし、今のSTU48も大好きと思ってもらいたいです。スローガンである「Team. STU48」を胸に、メンバー、スタッフ、そして何よりファンの皆さんと力を合わせ、全員で一つになれたらなと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。