国土交通省が22日に公表した2023年1月1日時点の徳島県内の公示地価によると、前年からの変動率(全用途平均)は調査地点のある14市町のうち、北島町が2年連続で上昇したほか、藍住町がマイナスからゼロとなるなど、新型コロナウイルスの影響から回復基調にある。工業地は2年連続で上昇した。

 用途別の変動率は住宅地が前年と同じマイナス0・6%、商業地はマイナス0・8%で下落幅が前年より0・2ポイント縮小した。工業地はプラス0・6%で上昇幅が0・3ポイント拡大した。1平方メートル当たりの平均価格は住宅地4万8600円、商業地10万7500円、工業地2万900円だった…