23日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=130円42銭を付け、2月10日以来約1カ月半ぶりの円高ドル安水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げを停止するとの観測が広がり、日米の金利差拡大が鈍化するとの見方から円買いドル売りが進んだ。
午後5時現在は前日比1円69銭円高ドル安の1ドル=130円90~92銭。ユーロは02銭円安ユーロ高の1ユーロ=142円76~80銭。
FRBは22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0・25%の利上げを決め、声明で今後の利上げ停止の可能性を示唆。一方、パウエル議長は記者会見で「必要なら利上げする」と強調した。