高知城花回廊への来場を呼び掛ける高知市観光協会の職員=徳島新聞社

高知城花回廊への来場を呼び掛ける高知市観光協会の職員=徳島新聞社

 夜の高知城を花と明かりで彩るイベント「高知城花回廊」(4月7~9日)をPRするため、高知市観光協会の3人が23日、徳島新聞社を訪れた。

 イベントでは追手門から天守までの道中に、華道15流派の生け花の大作を展示し、約250基の灯籠で照らす。天守には桜が舞い散る様子を投影する。約50本の白い和傘でスクリーンを作り、4月から始まるNHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルで、高知県出身の植物学者牧野富太郎を紹介する映像を流す。日本舞踊や雅楽、獅子舞などの舞台もある。

 協会の竹﨑大悟さん(37)は「和の装飾にこだわっているので、昼の高知城とは違う雰囲気を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。3日間とも午後6~9時で入場無料(天守・懐徳館は有料)。