「闇バイト」に応募しないよう注意を促す警視庁の動画の一場面(同庁提供)

 「闇バイト」に応募しないよう注意を促す警視庁の動画の一場面(同庁提供)

  警視庁は24日、特殊詐欺事件で被害者から金品を受け取る「受け子」や、口座から現金を引き出す「出し子」として2022年1月から23年1月までに取り調べた620人のうち、約46%の290人がツイッター上の「闇バイト」の募集情報にアクセスしていたと発表した。啓発動画をツイッターに投稿するなどして、違法行為に加担しないよう注意を促す方針。

 警視庁によると、620人のうち、動機が「金に困って」や「金もうけ」だったのは約76%に当たる474人だった。

 各地で相次いだ広域強盗事件でも、逮捕された実行役の多くが闇バイトに応募して集まっていた。