明生(左)を攻める大栄翔。突き出しで破る=エディオンアリーナ大阪

 明生(左)を攻める大栄翔。突き出しで破る=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所13日目(24日・エディオンアリーナ大阪)小結大栄翔は明生を突き出して2敗を守り、単独首位に立った。平幕翠富士は関脇豊昇龍に下手投げで屈し、3敗に後退。大栄翔が14日目に翠富士との直接対決を制し、1差で追う新関脇霧馬山、小結若元春が敗れれば、2021年初場所以来2度目の優勝が決まる。豊昇龍は9勝目。

 霧馬山は遠藤を送り出し、若元春は北勝富士を寄り切って10勝目。小結琴ノ若は関脇若隆景に押し出されて4敗目を喫した。若隆景は7勝6敗。

 十両は逸ノ城が1敗で単独トップを堅持した。