岡山戦で2勝目を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは5日午後4時から鳴門ポカリスエットスタジアムで6位の岡山と対戦する。1-2で敗れた栃木戦、2-2で引き分けた熊本戦に続く3連戦ラストのホーム戦は何としても白星が欲しい徳島。約1年4カ月ぶりの勝利を収めた前回ホーム戦の歓喜を再現し、順位アップのきっかけとしたい。
 
 2連戦後は1日の休日を挟み、3日に徳島スポーツビレッジで練習を再開。熊本戦に出場したメンバーはジョギング、ストレッチ、ボール回しなど軽めのメニューで調整した。それ以外の選手は半分のピッチでの7対7で素早い攻守の切り替えを確認するなどボールワークを精力的にこなした。

 終盤に失速して昨季は8位に終わった岡山は今季、コーチから昇格した長沢監督が指揮を執る。3-4-3システムを敷き、前線からのプレスでボールを奪った後に速攻を仕掛けるスタイルを継承している。FW片山、MF田所ら既存戦力と新加入選手との連係は日増しによくなっており、全5試合出場のFW押谷は2得点と存在感を示す。開幕2連勝して勢いに乗り、ここまで2勝2分け1敗(勝ち点8)の6位。昨季までJ1にいた大宮との前節は0-0で引き分け、ほぼ互角の戦いを演じた。

 徳島としては、遠目からでもシュートを打ってくる押谷を自由にさせないことと、パスの供給元となるボランチ千明の動きを封じることがポイント。前節もクロスから失点しているだけに、加地の精度の高いクロスにも注意が必要だ。ボールを奪った後はFW長谷川悠らに素早く縦パスを入れ、相手を中央に食い付かせておいてから両サイドの空いたスペースを使って攻め込みたい。

 3試合続けてスタメン出場しているDF藤原は「岡山の選手は足元の技術が高いので、個人で奪いにいくというよりチームとしてバランスの取れた守備を徹底する」ときっぱり。斉藤主将は「ホームで勝つことができれば勢いに乗れる。ここから連勝して上位との差をどんどん詰めていきたい」と勝ち点3にこだわって戦い抜く覚悟を示した。