日本サッカー協会は25日、評議員会で2022年度(1月1日~12月31日)の決算を報告し、収入191億1149万円、支出239億9271万円で約48億8千万円の赤字となった。新型コロナウイルスの影響を考慮して当初から46億円超の赤字予算を組んでいた。

 売却するJFAハウスの修繕積み立て用の特定預金などから約45億3千万円を取り崩したため、宮本恒靖専務理事は「実際は差額の約3億5千万円の赤字」と説明した。23年度はコロナ禍からの回復を見込み「24日(の日本代表戦)も声出し応援があり、6万人以上が集まった。期待していきたい」と述べた。