大栄翔(上)が突き倒しで翠富士を破る=エディオンアリーナ大阪

 大栄翔(上)が突き倒しで翠富士を破る=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所14日目(25日・エディオンアリーナ大阪)優勝争いは小結大栄翔と新関脇霧馬山に絞られた。千秋楽結びの一番で直接対決する。大栄翔は平幕翠富士を突き倒し、12勝2敗で単独首位。霧馬山は関脇若隆景の休場による不戦勝で11勝3敗。翠富士は4敗で脱落した。

 千秋楽で大栄翔は勝つか、敗れても優勝決定戦で勝てば2021年初場所以来2度目の優勝が決まる。霧馬山は本割、決定戦と連勝すれば逆転での初優勝となる。

 関脇豊昇龍は小結若元春を上手投げで退け、10勝目を挙げた。若元春は4敗目。小結琴ノ若は5敗目を喫した。

 十両は元関脇逸ノ城が1敗で単独首位。元大関朝乃山が2敗で追う。