4位以内を目指すジェイテクトのメンバー

 ソフトボールの2015年日本男子西日本リーグは17日、9チームが参加して広島県尾道市御調球場で開幕する。昨季8位と低迷した徳島県のジェイテクトは今季、チャンスに強い打撃を掲げ、リーグ参入10年目で初の決勝トーナメント進出(4位以内)を目指す。
 
 昨季は5勝11敗と大きく負け越したが、2点差以内で敗れた試合は16試合中5試合を数えた。優勝した大阪桃次郎には2敗したものの、スコアは1-3、2-4。特に上位チームと接戦を演じた。2年目の立道監督は「好機で一本出ていれば結果は変わった」と振り返る。
 
 打線は昨季チームトップの打率3割4分0厘をマークした1番安戸をはじめ3割以上の成績を残した坂東、上岡が中心。チャンスを中軸が確実にかえして試合の主導権を握りたい。11日の全日本実業団男子選手権県予選決勝では中軸が計3本の本塁打を放つなどしてコールド勝ちし、チームは勢いづいている。2ランで追加点を挙げた5番藤本は「ティーバッティングでしっかり振り込めている」と自信を見せる。
 
 打撃は好調な一方、昨季15試合に登板したエース北添が移籍し、投手は秋山のみとなってしまったことには不安が残る。しかし、自分の出来がチーム浮沈の鍵を握ると自覚している秋山は「追い込んでから決め球のドロップを効果的に使い、打たせて取る」と自慢の制球力を信じてタフなシーズンに挑む覚悟だ。バックがミスなくもり立てることも不可欠となる。
 
 リーグは2回総当たりの計16試合。ジェイテクトの開幕戦の相手は昨季4位の愛媛ウエスト。19歳の新人2選手を加え、雰囲気が明るくなったチームを束ねる上岡主将は「とにかく元気よく、粘り強く戦う」と決意を語った。