ガラス床から渦潮をのぞき込む家族連れ=鳴門市の「渦の道」

 徳島市の阿波踊り期間中、県内の観光地が国内外の客でにぎわっている。大鳴門橋の展望施設「渦の道」(鳴門市)や国指定重要有形民俗文化財・祖谷のかずら橋(三好市)、日和佐うみがめ博物館カレッタ(美波町)には、踊り見物の前に徳島の魅力を満喫しようと家族連れらの歓声が響いている。

 渦の道では、家族連れらが海上45メートルのガラス床から豪快な渦潮をのぞき込み、雄大な景色を楽しんでいる。東京都東村山市の小学6年山田雪乃さん(11)は「思ったより大きくてびっくりした。夏休みの日記に書きたい」と喜んだ。

 1日約4800人が訪れているものの、西日本豪雨や猛暑の影響もあって例年より1割ほど少ないという。

 祖谷のかずら橋には連日3~4千人が詰め掛け、長い列を作っている。来場者は約14メートル下を流れる祖谷川を見下ろしながら、恐る恐る歩いていた。親族8人で来た大阪市の小学6年宮脇煌(きら)君(11)は「めちゃめちゃ怖くて足ががたがた震えた」と話した。

かずら橋を慎重に渡る観光客=三好市西祖谷山村善徳
 

 日和佐うみがめ博物館カレッタも大にぎわい。お盆期間中はイベントを毎日開き、家族連れが餌やりや子ガメとの触れ合い体験を楽しんだ。

 家族4人で訪れた大阪府豊中市の小学2年住野あんなさん(7)は「子ガメがかわいかった。海もきれいで思い出になった」と笑顔を見せた。

子ガメとの触れ合い体験を楽しむ子どもたち=美波町の日和佐うみがめ博物館カレッタ