京都戦での今季2勝目に向け、紅白戦で連係を確認する徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは19日午後2時から鳴門ポカリスエットスタジアムで16位の京都と対戦する。全42試合のうち6分の1の7戦を終え、わずか1勝にとどまっている徳島。前節は今季初の2連敗を喫し、5試合ぶりに無得点に終わった。順位もJ3との入れ替え戦出場ラインの21位が迫る20位まで転落。これ以上の敗戦が許されない中、第3節のホーム・岐阜戦以来5試合ぶりの勝ち点3を奪って浮上のきっかけをつかみたい

 17日は徳島スポーツビレッジで紅白戦を実施。4-4-2システムを敷く京都の前線への鋭い縦パスを警戒し、4-1-4-1の陣形で攻守の連係を確認した。3度ともカウンターから失点した水戸戦の反省から、自陣でボールを奪った後も積極的に声を掛けながらパスを回し、サイドや中央のスペースを使って効果的な攻撃を試みた。

 昨季9位の京都は今季から和田監督が指揮を執り、第7節を終えて2勝1分け4敗(勝ち点7)。ショートパスをつなぎながら縦に速い攻撃を展開する。U-22日本代表のMF原川は球際に強く、精度の高いパスを前線に供給。昨季リーグ得点王(26点)のFW大黒も全7試合に先発して3得点している。

 徳島としては、まずは守備をしっかり固めることが重要。大黒への縦パスを入れられないよう前線からのプレスを徹底しセカンドボールを粘り強く拾った後、切り替えを速くして攻め込みたい。

 愛媛との開幕戦で左太ももを負傷したDF石井が紅白戦で先発組に入り、最終ラインを統率。7試合ぶりの先発へ好調をアピールしていた。石井は「水戸戦は球際でも敗れ、取られてはいけない場所でボールを失っていた。攻撃時のリスクマネジメントをはっきりさせることが大事。そこをしっかりできれば失点はしない」と守備の立て直しに意欲を見せた。