ユニホームを披露する四国大イーグレッツの選手たち=徳島市応神町

ユニホームを披露する四国大イーグレッツの選手たち=徳島市応神町

 四国大学は17日、今春発足した女子サッカー部の創部会見を同大で開き、チーム名を徳島県の鳥・シラサギの英名「イーグレッツ」に決めたと発表した。藍色を基調とした新しいユニホームに袖を通した選手たちは引き締まった表情で今後の活躍を誓った。

 会見には松重和美学長、平田英治監督、全選手11人とユニホームを作った京都の友禅作家・川邊祐之亮さんが出席。最初に平田監督が「11人でスタートするがやるからには女子大学トップを目指す。将来的には選手が徳島の各地域で競技の先頭に立てる人材に育ってもらいたい」と意気込みを語った。

 ユニホームは藍色のホーム用と白色のアウェー用を作製。いずれも左胸にはシラサギが羽ばたく姿とチーム名が入ったエンブレムがプリントされている。ホーム用は両身頃に藍色のグラデーションで緩やかな曲線を描き、吉野川の流れを表現。スダチの白い花びらをあしらうなど、徳島らしさが詰め込まれた仕上がりとなった。

 チームは日本代表「なでしこジャパン」の活躍などで女子サッカーの人気が高まる中、県内の選手が高校卒業後もプレーできる受け皿として発足。19日の県女子1部リーグ開幕戦が初陣となる。梅津萌主将は「ユニホームはデザインが素晴らしく、とても気に入った。チーム名に恥じないよう、上位を目指して羽ばたきたい」と抱負を述べた。