後半27分、徳島の廣瀬智が上げたクロスが京都の選手(左端)に当たってオウンゴールとなる=鳴門ポカリスエットスタジアム

後半27分、徳島の廣瀬智が上げたクロスが京都の選手(左端)に当たってオウンゴールとなる=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第8節は19日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで京都と戦い、1-0で競り勝って5試合ぶりに白星を挙げた。通算成績は2勝2分け4敗の勝ち点8となり、順位を二つ上げて18位となった。磐田が東京Vに2-0で快勝し、勝ち点を19に伸ばして首位に浮上した。金沢は讃岐に1-0で勝ち、18で2位に上がった。千葉は愛媛に0-1で敗れ、トップから3位に後退した。次節の徳島は26日午後1時から横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で11位の横浜FCと対戦する。
 
 徳島1-0京都 
 
 [評]こぼれ球を素早く拾って試合を優位に進めた徳島は、後半半ばに相手のオウンゴールを誘い1-0で競り勝った。
 
 前半はFエステバンらを中心に積極的にプレスを掛け、京都にくさびのパスを入れさせなかった。ボールを奪った後は佐々木陽、内田らMF陣がサイドへ展開して何度も好機をつくった。0-0で折り返した後半もMF木村を経由してパスをつなぎ、27分にMF廣瀬智がドリブル突破から上げた右クロスが相手DFの足に当たってゴールに入り、決勝点となった。