国土交通省東京航空局は、羽田空港(東京都大田区)の国際線がある第3ターミナルに、空港の役割や働く人の様子などをデジタルサイネージ(電子看板)で紹介する情報コーナーを作った。4月1日から無料で見学できる。首都圏の空の玄関口である羽田への理解を促す狙い。
羽田の管制塔から見た空港の1日や、空の旅を支える航空会社社員ら空港で働く計約5万7千人の仕事ぶりを紹介。羽田に関する初級から上級編のクイズや、2020年3月に運用を始めた新飛行ルートの説明もある。
28日の報道公開で、村田有東京国際空港長は「旅客数は日に日に増加している。情報コーナーで羽田の現状や仕事を知ってほしい」と期待した。