ブラジリアン柔術の国際大会で初優勝した吉岡さん=徳島市佐古五番町の徳島ブラジリアン柔術アカデミー

 米国で開かれたブラジリアン柔術の国際大会で、徳島市富田橋8の格闘家吉岡崇人さん(30)が初めて優勝した。本場のブラジル人選手を相手に、2試合とも一本勝ちで金メダルを獲得。「柔術を始めて14年。ようやく頂点に手が届いた」と感慨深げで、次は最高峰の世界柔術選手権に照準を合わせる。
 
 ブラジリアン柔術は寝技を主体とした格闘技。吉岡さんは米カリフォルニア州で開かれた大会「パン選手権2015」の57・5キロ級に出場し、各国際大会で実績を持つブラジル人選手と1回戦、決勝戦を闘った。
 
 吉岡さんは、相手の長い手足による組み技を防ごうと、スピードを生かした戦法で攻めた。寝技に持ち込んで最後は背後から絞め技を決め、両試合とも一本勝ちを収めた。
 
 大会には4年連続で出場し、12、14年は1回戦負け、13年はベスト8だった。「イメージ通りに闘えた。確実に強くなっている」と手応えを感じている。
 
 今後の目標は、ブラジル人選手が優勝を独占している柔術界トップの大会、世界柔術選手権での優勝。「前人未到の日本人世界王者になり、世界最強の称号を手にする」と決意を新たにしている。