京都市山科区のあめ製造販売業「飴匠さわはら」の沢原治美さん(64)が、縦横78センチの板に約1400個のあめ玉を並べて作るQRコードを考案した。店や企業のPRへの活用を想定しており、さわはらの製品を売ってもらうことなどを条件に無料で提供する。
あめ玉のQRコードに企業のウェブサイトなどをリンクし、スマートフォンで実際に読み取ることもできる。あめ玉は白と黒が基本だが、抹茶色などへの変更も可能だ。
一般的なあめと比べ砂糖の配合率が高い「京あめ」を使う。湿気にも強く、約3カ月は展示できる。非食用の樹脂で固めるため、食べることはできない。