全国統一のQRコード(中央下)を記載した納付書のイメージ

 全国統一のQRコード(中央下)を記載した納付書のイメージ

 自治体が徴収する地方税のうち、固定資産税と都市計画税、自動車税、軽自動車税の四つは、4月1日から全国統一のQRコード「eL(エル)―QR」を使ったオンライン納付が可能となる。利便性向上が狙いで、2024年度には原則として全ての地方税に対応する予定だ。

 自治体から送られてくる税金の納付書に記載されたQRコードをスマートフォンで読み取れば、決済アプリでキャッシュレス納付が可能になる。20以上の決済アプリが順次対応する。

 総務省によると、10程度の自治体はシステムの更新時期に合わせるなどの理由で、eL―QRの導入が5月以降になる。